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痴漢

ごっこ遊び

葉月の秘部は不覚にも濡れていた。

今は満員電車の中。

ぎゅうぎゅうで身動きが取れないにも関わらずその指は確実に葉月の感じる部分を探し当て周りにはわからない角度でスカートの中をまさぐる。

ショーツの上から葉月の縦筋を何度も何度もそっと撫で付け欲情でふっくらとしてきた大陰唇を二本の指でフニフニと撫でさする。

「…ん……」

顔がほてり声を抑えるのがつらくなる。

下を向き声を出さないように我慢する。

それでも執拗なまでにその指は責め立てついには一番敏感なクリトリスを探し当てられ葉月の蜜はもう溢れ出てくるのを抑えられなくなっていた。

「……うっ…ん…」

小さなうめき声は周りの雑音にかき消される。

そしてその指はショーツの脇から直接指をしのばせ膨らんだクリトリスをつまみ葉月の目の前で今まさに痴漢をしているであろう男にもたれかかることでしか立っていられなくなっている。

しかしそこから葉月の反撃が始まった。

 

自分の陰部より少し高い位置で膨らみ固くなっているものに体を押し当て電車の揺れに合わせて体で撫でさする。

女の反撃に一瞬手が止まるがさらに蜜壷の奥へと指を這わせ溢れる蜜を弄ぶ。

何とか右手を体の前に引き出した葉月の手は男の膨らみの先端を探し当て少し強めに握る。

男は一瞬腰が引けるが葉月はさらに責め立てズボンの上から亀頭を撫でさする。

指で亀頭を包みこみ電車の動きに合わせて手を前後左右にこすりつけ男の顔が高揚してくるのを感じる。

手を竿の方にまで這わせその大きさを確かめる。

ズボンの上からでもその中は今抑えることができないほど興奮し男の指は気づくと動きを止めていた。

もう一度今度は少し強めに亀頭を握り男が

「うっ」とうめいたところでゲームオーバー。

 

葉月はその男の顔を見る。

男も葉月を見て観念の表情を浮かべる。

電車から降りると二人は手をつなぎホテル街に向かって歩き出す。

「今日は私の勝ちね。先に手が止まったほうが負けだもんねぇ」

「ずるいよ、俺のほうが長く触ってあげてただろ」

「関係ないわよ。気持ちよくて何もできなくなったほうが今日は負けよ」

「はいはい、で、今日は罰ゲームはなにする?」

「そうねぇ、じゃあまずは私がユウのことを好きにいじらせて」

「俺は触っちゃダメなの?」

「そっ!いっぱい我慢していいって言うまで出しちゃだめよ」

「えぇーーーーー」

そうして軽い足取りでホテル街に二人は消えた。

 

 

 

 

 

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ruririn

非日常の非現実的な体験を感じてもらえたら。

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