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彼が僕に恋をした
俺は拓真。会社で営業をしていて、現在出張中だ。出張先は遠方のため、次の日の営業先に近い場所にあるホテルで、宿泊する予定である。
会社の上司である悟さんと一緒に、宿泊するホテルへと向かっている。悟さんはいつも頼りになる優しい上司で、仕事で困ったことがあると、すぐに相談に乗ってくれる、尊敬する存在だ。
仕事では悟さんのサポートについて、よく2人で営業先に行って仕事をしている。悟さんは仕事ができて、社内のエースだ。男女共にモテるが、異性関係の噂は全く聞かない。普段は歓送迎会以外の社内での飲み会には、参加しないのである。
顔も芸能人並にイケメンで、スタイルも良い。何もかも完璧なのだ。俺には悟さんに対して、ずっと心に秘めた思いがある。
つまり俺は、悟さんの事が好きだ。
ホテルのロビーに着くと、チェックインをしに受付へと向かった。
「ご予約いただいていました方ですね。えっと…1部屋でお間違いないでしょうか。」
「え?2部屋の予約をしました、取れていませんか?」
「いえ。1部屋でのご予約ですが…」
俺がやらかしたのか…?いや、間違いなく2部屋を予約しているはずだ。頭の中がパニックになっている。
パニック状態の俺を見て、ロビーのソファに座って待っていた悟さんが来てくれた。
「これから2部屋に変えられますか?。」
「…申し訳ございません。ご予約の変更は出来かねます。」
受付の人のミスなのに、感じが悪くてイライラした。
「いや、2部屋の予約をしましたよ。そちらの不手際ですよね?」
「拓真、失礼だぞ。…申し訳ないのですが、そのお部屋は2人が寝れるくらいの広さのベッドですか?」
「ダブルですので、問題ないと思います。」
「ありがとうございます。では、そのお部屋で大丈夫です。お願いいたします。」
「ええ?悟さん?本当に大丈夫ですか?」
「仕方ないだろ。寝るところがあるならそれを受け入れるしかない。拓真、問題あるか?」
悟さんは受付の方にも気配りをし、俺にも配慮してくれていた。
「悟さんが良いなら、大丈夫です。…文句言ってすみませんでした。」
「上司と相部屋なんて気を遣うよな。ごめんな。」
悟さんはどこまでも優しい。逆に申し訳なくなった。
「いいえ。よろしくお願いします。部屋で酒盛りしましょう。」
なんだか修学旅行のような気分になり、楽しみになってきた。
「ああ。楽しみだな。」
悟さんも心無しか、楽しそうに見えた。
鍵を受け取り、エレベーターに乗って部屋へと向かう。
部屋に着き、荷物を置いてからジャケットを脱いだ。
「拓真、ジャケットかけてくれてありがとう。」
「いえいえ、お茶でもいれますね。」
ケトルに水を入れ、お湯を沸かし始めた。
お湯が沸くとマグカップにお湯を注ぎ、ティーバッグを入れた。
「悟さん、お茶良かったらどうぞ。」
「ありがとう。いただきます。」
無言の時間が流れ、スマホをいじったり、ぼんやりとテレビをつけて観たりしていた。
「拓真、話があるんだ。ソファに座ってくれる?」
「はい。分かりました。」
「突然ごめん。こっちにどうぞ。」
「ありがとうございます。じゃあこっちに座ります。」
「…うん。あのさ、拓真って恋人とか居るのか?」
「え、結構突然ですね。」
「たしかに、そうだよな。…じゃあ単刀直入に言わせてもらう。……俺は拓真が好きだ。」
「え…?僕ですか…?」
「突然驚かして悪い。2人きりになることってなかなか無いから、今言うしか無いと思って。」
「ありがとうございます…僕も尊敬していました。」
「いや、恋人になって欲しいんだ。」
「……分かってます。……是非お願いします。」
「え、男性同士でも大丈夫なのか?」
「はい…悟さんが好きなので。」
「…ありがとう。今回のこのホテルも実は一部屋だけにして欲しいと俺からホテル側に連絡したんだ。」
「あ、そうだったんですか…なんか悟さんらしくない感じが、可愛いです。」
「ああ、悪かった。…俺、今すごい発情してる。我慢できない。」
突然悟さんが俺を抱えて、ベッドへと運んだ。俺はベッドへ押し倒されて、今の状況を受け入れるのに精一杯になっていた。
「え?!悟さんどういう意味…んっ…」
悟さんは俺の言葉を遮って深いキスをしてきた。拒否しようとしても身体が思うように動かない。強引だけど、甘いキスを受け入れてしまう。
クチュ…激しいディープキスへと変わり、舌を絡めて求め合った。
「拓真。エロい…」
悟さんにどんどん服を脱がされていく。
「悟さん…俺、気持ち良っ…」
うまく言葉にならず、快感を感じてしまっている。頭と身体がうまくリンクしていないけど、気持ち良くて身体を委ねてしまう。
「すごい濡れてる。触るね。」
悟さんが俺の性器に触れると、俺はビクンと身体を動かした。
「エロいね。触って欲しかったの?」
「ああッ…悟さん…恥ずかしい…!」
気持ち良さと恥ずかしさで頭がパンクしそうだ。上手く言葉に出来ない。
「大丈夫だよ。優しくするからね。」
悟さんは俺の性器を優しく握りながら、上下に動かし始めた。
「あっ…もっと早く…。激しくっ。」
「なかなか大胆だね…激しくしてあげるね。」
会社の上司である悟さんと出張先でこんなエッチなことをしているなんて…。嬉しさのあまり、どんどん大胆になっている自分に驚いた。
「あんっ…ああん…悟さんも…触っていいですか?」
俺は悟さんにも気持ち良くなって欲しくて、すかさず悟さんのズボンに手をかけた。
悟さんの性器は、すでにかなり大きくなっていて、愛液が大量に流れている。
クチュ…クチュ…嫌らしい水音が部屋中に響く。
「悟さんも大きくなってますよ。触ってもいいですか?」
「…言わなくてもいい。」
そう言ったあと、悟さんは激しく感じているようだったが、声は出さずに吐息が漏れていた。
「…ハァ…拓真…うまい」
性器を握る手がどんどん早くなり、お互いに激しく感じ合っている。
「拓真、舐めて…お願い…」
余裕が無さそうに、獣のように血走った目がさらに色気を増している。まっすぐ見つめられているだけで、射精してしまいそうだ。
シックスナインの位置になり、目の前に悟さんの長くて太い性器がそそりたっている。
わざと唾液を性器に垂らし、悟さんの性器を優しく唇に当てて咥えた。
「ジュル…さとぅるすぁん…ジュボ…」
歯が当たらないように優しく咥えながら、悟さんの名前を呼んだ。
「咥えながら話すのエロい…」
そりゃあ、エロいと思われたくてやってるんだもん。エロくて当然だ。悟さんもやり返すかのように手の動きを早めてきた。俺の性器は悟さんに激しくしごかれて、ビクンビクンと喜んで大量に愛液を流している。
「悟さん…」
「ああん…イきそう…悟さん。」
「ハァ…ダメ。もっと吸って。」
俺は悟さんの要望に答えるように舌で亀頭をチロチロと舐めながら、ジュボジュボとわざと大きな音を立てて吸い上げた。
「ンン…気持ちい…裏筋も吸って…」
語尾が消えて吐息混じりになっている悟さんがエロすぎる。
裏筋もアイスを舐めるようにいやらしくジュルル…ジュル…と音を立てて奉仕した。
「ンン…最高…」
悟さんが目をつぶって、快感に身を委ねている。
俺の奉仕に応えるかのように、優しく性器に何度もキスをするように舐めてきた。
「悟…さぁん…気持ちい…ンン…」
俺は優しく吸われるのが気持ち良くて腰がビクンビクンと動いてしまう。
「エロ…腰動いちゃってるよ…」
さっきの優しいキスのような舐め方とは変わって、勢いよく悟さんは俺の性器を咥えた。
「ああん…悟さん激しい…!」
「ほまえのえろいよ…」
「咥えながら話しても分からない…んああ…」
悟さんは私に反撃しているようだ。咥えながら話すのはたまらない。好きな人が俺の性器を咥えるのが愛おしすぎる。
「ン…舌が当たって気持ちいい…ハア…」
悟さんの激しいフェラのせいで、どんどん大胆なことを言ってしまう。
「素直でよろしい…裏筋好きなんだ。」
裏筋をひたすら責められて、頭がおかしくなりそうになる。
「んっんん…恥ずかしい…ンアアア…」
ひたすら責めてくる悟さんがエロいのも相まって、射精しそうになる。
「…ダメ。まだイッちゃいけないよ。」
あと一歩でイキそうになっていたのに、寸止めされてしまった。
「悟さん…イかせてぇ…んんん」
今度は激しい手コキへと変わる。舐めたり握られたりする変化も、最高に気持ちよかった。
「俺のもちゃんと咥えて?止まってるよ。」
グッと強引に口に悟さんの性器が入り込んでくる。かなり大きくて溢れ出てしまいそうだ。
「ゴホッ…おおひい…」
「ン…喋りながらフェラして。」
口の中に性器を出し入れしながら、悟さんはそう言った。腰使いがかなり色気があって、やられてることは強引なのに、益々興奮してくる。
「腰使いえほひでふ…ンン…」
心の声がダダ漏れになりながら、悟さんのフェラに応える。
「拓真のがエロすぎ…涙目になってるの燃える。」
腰を激しく振り、口の中で性器が暴れている。腰使いの激しさに俺も燃えてきた。
精一杯フェラで吸って、奉仕した。悟さんの性器はビクンッとしてエロさを増している。
「ン…ヤバい…イきそう。」
「しゃとふさん…ズブブ…」
「アア…拓真。好きだ。」
悟さんが腰を振りながら告白してきた。
エロすぎて、愛おしくて、仕方がない。
「お、俺もずっと好きです…ン、アアアアア…イくイくイ…っ」
俺の性器から、ピュッピュッと精液が沢山出た。
「俺も…ハッ…イクッ…」
ドクンドクンと性器が脈を打ち、性器から精液が溢れ出ている。悟さん、俺のことイかせてくれたし、俺のフェラでイッてくれたんだ…。嬉しさのあまり、感動してしまった。
***
「…はい、お茶。」
悟さんがお茶を渡してくれた。
「悟さん、ありがとうございます…」
さっきまで激しく求め合っていたので、とても気まずい気持ちになった。今更ながら羞恥心も出てきたのだ。
「今更恥ずかしがってるのか?可愛いな。」
悟さんは余裕の表情で頭を撫でてくる。
「…悟さんばっかり余裕でずるいです。俺はさっきの行為で恥ずかしくなってきてるのに。」
「ん?これからもっと恥ずかしいことするけど?」
「え?!今日はこれで終わりじゃないんですか?!」
射精したし、これで終わりだとばかり思っていた。
この後、まさかの第2ラウンドが始まりそうだ。仕事終わりで疲れもあるし、まさか第2ラウンドが来るとは思ってもいなかった…。
「いやいやいや、また明日にしましょ?悟さん!」
すると、バタンと悟さんに押し倒された。
「舐めてればすぐ勃つでしょ。」
悟さんはニヤリと笑い、再び俺のズボンを下ろした。悟さんはもう既にズボンを脱いでいて、パンツ越しにも分かるくらい勃起していた。普段は優しくて真面目な上司なのに、こういう時に強引でエロくなるなんて、思いもしなかった。
そのギャップがたまらなくエロい。
余裕があるふりをして、悟さんは微笑みながら、俺を優しく抱きしめた。
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