0

0
マッチングアプリ

猥褻マッチング

「はあ、ちょっと遅くない?」

何度もスマホを開いて、画面を見つめて時刻を確認する。

約束の時刻から、ゆうに1時間は過ぎていたのだ。

そろそろスマホの電池も、自分の限界も、切れてしまいそうだ。

「信じらんない。もう帰る。」

回れ右をして、いざ帰ろうとした時だ。

遠くからバタバタと、いかにも運動が苦手そうな走り方で、一人の男がこちらに向かって走って来るのが分かった。

「あなたがアマンダさんですか…!!」

彼はスマホを掲げて、私に向かってニックネームを叫んできた。

周囲の視線が一気に男に向く。

恥ずかしさに耐えられずに、急いで男の腕を掴んで、何も言わずにラブホテルに駆け込んだ。

券売機で適当な部屋を決めて、キーを購入してすぐに部屋に入った。

いかにも地味な男を壁に押し付けて、息を吸い込んで先程の恥ずかしさをぶつける。

「アンタ馬鹿なんじゃないの…ッ!?あんな公衆の面前で、ニックネーム叫びながら来る馬鹿がどこにいるのよ!」

男の額目掛けて、強く指を弾く。

赤くなった額を抑えながら、涙目で私を見る男に、大きなため息を吐いた。

「ご、ごめんなさい…み、見た目が、あ、アマンダさんだって思って…ッ!!」

ボサボサの髪に血色の悪い細い体。

綺麗に整えもしていない無精髭の生えた顎。

それに首元がヨレて、いかにも年季の入ったティーシャツ。

「ホント見た目通りって感じの陰キャね。ねえ、誰にも言わないって約束、本当にするんでしょうね?」

「ッ、あ、あ、はいッ…や、約束ですから…ッ」

「そう、なら良いわ。スマホ、こっちに渡して。他にも録画できそうな物、全部渡して。」

男は私の言葉にオドオドとしながら、私の言うとおりに、スマホとカバン一式を渡してくれた。

それらを全てクローゼットの中に隠し、後ろを振り返りすぐに男の腕を掴んで、ベッドへと誘導する。

ぎこちない動作で慌てふためく男の腕を引っ張って、ベッドへと押し倒した。

「ホント、アンタみたいな冴えない男に抱かれるのは癪に障るけど、結局発散するなら誰でもいいのよね、私。」

顔を真っ赤にして起き上がろうとする男の肩を押して、ベッドに倒れる男の股に跨り、ズリッと少し反応を示している股間に手を置いた。

触れただけなのにビクンビクンと震える陰茎に、思わず笑ってしまうほどだ。

「なに?触っただけなのに反応するの?今まで女と付き合ったことないの?」

ふ、ふ、と汚い吐息を吐きながら、腰を痙攣させる男のズボンのジッパーを下ろし、すぐに下着もずり下ろした。

少し勃起した陰茎が顕になり、空気に触れたことで、更に大きく反り立った。

ドプドプと止めどくなく溢れ出す先走りを、先端にゆっくりと塗り込んでいく。

「ひ、な、何をッ…!?」

「んー?だってちゃんと滑らせないと挿れること出来ないでしょ。それにゴムだってちゃんと付けられないし。」

数回先端を前後に動かしたり、グリグリと指先で押し潰したりを繰り返す。

徐々に反り立った陰茎が、まるで生き物のように痙攣し、さらに強く、先端を揉み込んだ瞬間。

「うぐぅぅ!」

背中を仰け反らせて呻き声をあげ、天を仰いだ男の痙攣した陰茎から、ビュルルと、勢いよくドロドロとした精液が噴き出した。

男の吐き出した精液は、今まで見たことない程濃いもので、手のひらにぶちまけられた精液を、私は口に運んだ。

ちゅぷッと口に頬張り、綺麗に精液を舐め取り飲み込んだ。

「な、何をッ…!?」

「んー…?味見だよ。ちょっと濃すぎるんじゃない?今日の為に、ちゃんと溜めてくれてたんだね。」

「…き、君がオナニーするなって…言うから…」

ビクビクと震える陰茎を絞るように上下に擦ると、トプトプと、精液が力無く溢れ出した。

それでも萎えることはない。更に硬度の増した陰茎を掴み、ベッドサイドの棚を開ける。

ピンクの玩具や如何わしい液体、ローションなどがしっかりと用意されていた。

その中には、勿論避妊具もちゃんと用意されており、その一枚を手に取り、 ゴムの封を開けた。

それを見せつけるように、男の陰茎に被せて、ゆっくりと根元まで下ろしていく。

その感触でさえ、男は敏感に感じ取って、腰を震わせていた。

「シャワー浴びてないけれど、良いよね?」

「え、え?そ、んなこと考えたことなくて…初めてここにも入ったし…ッ」

「いいの、ほら。まだまだ出るでしょ。」

キュッと軽く根元を握り込んで、軽く上下に刺激をした。

そして男の上からおりて、ゆっくりと自分のショートパンツを下ろした。

目の前の男の喉が上下に動いたと同時に、ビクンと大きく震え、ゴムの中に精液を吐き出した。

先端にドプドプと溜まるのを見て、笑みが零れる。

自分にここまで興奮してくれているのだと思うと、少し嬉しい気持ちと、早く抱いて欲しいと思う気持ちが高まってくる。

「なに出しちゃってるのよ…。それ、変えないといけないじゃない。」

「す、すみません…ッ!本意じゃなくてその…えっと…ッ!」

戸惑う男に大きくため息を吐いて、ズルズルとゴムを引き抜く。

その感触でさえも快感を感じているのか、更にトプッと軽く噴き出す精液が、ゴムの中に溜まっていく。

ゆっくりと陰茎からゴムを抜いていくと、糸が引く。

先端に溜まった精液がゴムの中で揺れるのを見て、軽くキスを送ると、男が目を見開き、顔を真っ赤に染めて喉を鳴らした。

キュッと入口を縛って、ゴミ箱に放り投げた。

そしてもう一枚、ベッドサイドから取り出して封を切る。

「一体何個駄目にする気?少しぐらい我慢しなよ。」

トプトプと名残が先端から溢れて、陰茎の根元までドロリと白濁で汚していく。

前髪を耳に掛けて、陰茎に顔を近付けて、軽く息を吹き掛けた。

たったそれだけの行為でさえ、腰を簡単にふるわせて、陰茎からトプッと、僅かに精液を出している。

あ、と口を開いて、溢れ出す精液を啜るように、先端を軽く吸い上げた。

「う、ぅッ…!?」

「我慢して。自分だけが楽しむなんてズルいわよ。」

ぢゅるッと軽く吸い上げて、コクッと口に含んだ精液を喉に飲み込んですぐに、用意をしていたゴムを先端に被せる。

キュッと軽く根元を握りながら、クルクルとゴムを被せている陰茎が大きく震え、男が何かを堪えるように背中を逸らす。

そして、すっぽりとゴムを被せた陰茎から手を離し、男の上に跨った。

すっかり立ち上がった陰茎の真上に跨り、ショーツを少しずらして、ゆっくりと自分の指を一本挿入していく。

突然の異物の感覚に、腟内が嬉しそうに喜んでいるようで、ガクガクと腰が震える。

押し広げるように中をグチュグチュと動かし、徐々に腟内が愛液で満たされ、ドロッとした愛液が、陰茎の上へと垂れていくのが見えた。

「ん、んぅ…ッ…ふ、ぅぅッ…」

「わ、ぁ…ッあ、あまん、だ…さん…ッ」

「ッ、う、るさ…いわよ…ッ、それ、で呼ばないで…ッ」

二本、三本と指を増やしていき、抜き差しを繰り返す。

ドロドロとした止めどなく溢れ出す愛液が、陰茎を濡らしていく。そろそろかと指を引き抜いた所で、強く男に腰を掴まれ、グッと強く下に降ろされた。

ヂュププッと強い衝撃と共に、腟内に挿入された陰茎に、大きく背中がしなる。

「ひい、ぃぃッ…!?ちょ、やだ、ッあぁ…!?」

一気に奥まで突き刺さる陰茎が、激しく抜き差しされ、ひっきりなしに喘ぎ声が漏れてしまう。

ガクガクと震える腰を抑えることが出来ず、何度も強く突き上げられて、上手く息が吸えないほどだった。

肉壁を突き上げられて、腰を震わせて、何度も達してしまう。

男の首に腕を回して、強い衝撃から逃げるように腰をくねらせて逃げようとするが、腰はがっしりと掴まれている。どう足掻いても逃げることは出来なかった。

ガツガツと激しく子宮の手前まで深々と突き上げられて、お互いの太ももが愛液で濡れていく。

「可愛いですね!ホント!いやあ、これは最高です…ッ!」

「は、なしてぇッ…!や、だぁッ、ああぁん!は、げしいぃッ!」

仰け反る体を見向きもしないで、玩具のようにただ強く揺さぶられ、腟内に強い衝撃だけが走り、その度に身体に痺れる快感が走る。

無我夢中で腰を激しく動かす男は、大きく息を吸ったかと思えば、突然私の身体を持ち上げて、そのままベッドへと押し倒したのだ。

その衝撃で、深々と奥まで突き刺さった陰茎が、ゴリゴリと子宮の入口を押し潰す。

感じたことのない快感が背中を駆け抜けて、上手く息が吸えなくなる。

先程よりも激しく突き上げられる陰茎が、上壁や、子宮口を激しく突き上げていくのだ。

「ひ、いぃッ!あ、あん!や、あぁッ…!あ、あぁッ、やめてぇッ!!」

「ホントエロい体してますねえ!う、ぅふッ…!いやあ、AVの女優より断然、可愛いですね…う、ぐッ!」

汚い喘ぎ声を漏らしながら、激しく腰を振り続ける男に、なんだか屈辱的な感覚を感じた。

いつもなら自分が主導権を握るはずなのに、言うことを一切聞かない男に遠慮なしに犯される自分に、ゾクゾクとした快感が走った。

根元までしっかりと埋まる陰茎が、抜けそうになったが、また深々と子宮の入口までやってくる。

何度も前後に激しく突き上げられて、止めどなく溢れる愛液の音が、いやらしい音から、徐々に粘着質な水音に変わる。

ヌチャヌチャと激しく突き上げられ、口端から溢れる唾液を喉に流すことも忘れて、快感に浸った。

グッと強く膝裏を持たれて、深々と突き上げてくる陰茎がググッと質量が増し、速度も早まっていく。

「ひ、ひッ…いく、!いき、ます…よ!ドピュドピュ出して、あげますか、らね!」

「う、うるさッ!あ、ぁぁん!や、だぁッ!ひう、ぅぅぅんッ!!」

荒い息遣いで、腰を振り乱す速度が次第に早くなる。いやらしい水音がバヂュバヂュッと汚い物に変わっていった。

真上に上がる自分の足がピンッと伸びて、衝動に合わせて激しく痙攣するのが見える。

迫り上がる快感に、我慢がならなくて声にならない喘ぎ声をあげ、大きく体を仰け反らして達した。

キュゥッと強く陰茎を締め付けても、男の衝動は止まらず、中々達してくれない。

「あ、ぁぁぁん!!は、やくうぅ!イってぇぇッ!やだやだぁッ…!お、ぐぅ、やだぁッ!!」

「ふ、ぐぅぅ!い、き、ますッ!いくイクッ…!」

ドピュドピュと激しく噴き出す精液が、ゴム越しに感じて、先端に溜まっていくのがわかる。

息を整える暇さえなくて、涙で滲む視界と激しい喉の乾き、今までに感じたことのない快感に、アヘアヘと汚い呼吸をしてしまう。

やっと終わると胸を撫で下ろしたのも束の間。

バチュンッと達したはずの陰茎が、また衝動を始めて、腟内から溢れ出す愛液が衝動に合わせて噴き出すのが見えて、顔に熱が集まった。

気が緩んだこともあってか、突然の衝撃に体がついてこず、汚い呼吸しか出来なかった。

「あ、ぁぁッぐ!やら、ぁぁ…ッ!?ぬい、てぇッ!も、ぉ、無理ぃぃぃ!」

「何を言ってるんですか、へへ、俺、精力強いんですからぁ…!もっと二人で楽しみましょうねえ!」

強く胸を鷲掴みにされ、先程とは別人のような男が激しく衝動を再開し、何度も何度も奥ばかりを突き上げられ、何も考えられなくなった。

意識は朦朧として噴き出す愛液か潮かも分からない状態で、突き上げられる度に噴き上がるのを見て、喘ぐことしか出来なかった。

そしていつの間にか、パシャッとみっともない私の姿を、写真で撮られていることにすら気付かないぐらいに、セックスに溺れたのだった。

Profile Image

このは

このはです。素人ですが、どうぞよろしくお願いします。

XLineShare