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猥褻マッチング
「はあ、ちょっと遅くない?」
何度もスマホを開いて、画面を見つめて時刻を確認する。
約束の時刻から、ゆうに1時間は過ぎていたのだ。
そろそろスマホの電池も、自分の限界も、切れてしまいそうだ。
「信じらんない。もう帰る。」
回れ右をして、いざ帰ろうとした時だ。
遠くからバタバタと、いかにも運動が苦手そうな走り方で、一人の男がこちらに向かって走って来るのが分かった。
「あなたがアマンダさんですか…!!」
彼はスマホを掲げて、私に向かってニックネームを叫んできた。
周囲の視線が一気に男に向く。
恥ずかしさに耐えられずに、急いで男の腕を掴んで、何も言わずにラブホテルに駆け込んだ。
券売機で適当な部屋を決めて、キーを購入してすぐに部屋に入った。
いかにも地味な男を壁に押し付けて、息を吸い込んで先程の恥ずかしさをぶつける。
「アンタ馬鹿なんじゃないの…ッ!?あんな公衆の面前で、ニックネーム叫びながら来る馬鹿がどこにいるのよ!」
男の額目掛けて、強く指を弾く。
赤くなった額を抑えながら、涙目で私を見る男に、大きなため息を吐いた。
「ご、ごめんなさい…み、見た目が、あ、アマンダさんだって思って…ッ!!」
ボサボサの髪に血色の悪い細い体。
綺麗に整えもしていない無精髭の生えた顎。
それに首元がヨレて、いかにも年季の入ったティーシャツ。
「ホント見た目通りって感じの陰キャね。ねえ、誰にも言わないって約束、本当にするんでしょうね?」
「ッ、あ、あ、はいッ…や、約束ですから…ッ」
「そう、なら良いわ。スマホ、こっちに渡して。他にも録画できそうな物、全部渡して。」
男は私の言葉にオドオドとしながら、私の言うとおりに、スマホとカバン一式を渡してくれた。
それらを全てクローゼットの中に隠し、後ろを振り返りすぐに男の腕を掴んで、ベッドへと誘導する。
ぎこちない動作で慌てふためく男の腕を引っ張って、ベッドへと押し倒した。
「ホント、アンタみたいな冴えない男に抱かれるのは癪に障るけど、結局発散するなら誰でもいいのよね、私。」
顔を真っ赤にして起き上がろうとする男の肩を押して、ベッドに倒れる男の股に跨り、ズリッと少し反応を示している股間に手を置いた。
触れただけなのにビクンビクンと震える陰茎に、思わず笑ってしまうほどだ。
「なに?触っただけなのに反応するの?今まで女と付き合ったことないの?」
ふ、ふ、と汚い吐息を吐きながら、腰を痙攣させる男のズボンのジッパーを下ろし、すぐに下着もずり下ろした。
少し勃起した陰茎が顕になり、空気に触れたことで、更に大きく反り立った。
ドプドプと止めどくなく溢れ出す先走りを、先端にゆっくりと塗り込んでいく。
「ひ、な、何をッ…!?」
「んー?だってちゃんと滑らせないと挿れること出来ないでしょ。それにゴムだってちゃんと付けられないし。」
数回先端を前後に動かしたり、グリグリと指先で押し潰したりを繰り返す。
徐々に反り立った陰茎が、まるで生き物のように痙攣し、さらに強く、先端を揉み込んだ瞬間。
「うぐぅぅ!」
背中を仰け反らせて呻き声をあげ、天を仰いだ男の痙攣した陰茎から、ビュルルと、勢いよくドロドロとした精液が噴き出した。
男の吐き出した精液は、今まで見たことない程濃いもので、手のひらにぶちまけられた精液を、私は口に運んだ。
ちゅぷッと口に頬張り、綺麗に精液を舐め取り飲み込んだ。
「な、何をッ…!?」
「んー…?味見だよ。ちょっと濃すぎるんじゃない?今日の為に、ちゃんと溜めてくれてたんだね。」
「…き、君がオナニーするなって…言うから…」
ビクビクと震える陰茎を絞るように上下に擦ると、トプトプと、精液が力無く溢れ出した。
それでも萎えることはない。更に硬度の増した陰茎を掴み、ベッドサイドの棚を開ける。
ピンクの玩具や如何わしい液体、ローションなどがしっかりと用意されていた。
その中には、勿論避妊具もちゃんと用意されており、その一枚を手に取り、 ゴムの封を開けた。
それを見せつけるように、男の陰茎に被せて、ゆっくりと根元まで下ろしていく。
その感触でさえ、男は敏感に感じ取って、腰を震わせていた。
「シャワー浴びてないけれど、良いよね?」
「え、え?そ、んなこと考えたことなくて…初めてここにも入ったし…ッ」
「いいの、ほら。まだまだ出るでしょ。」
キュッと軽く根元を握り込んで、軽く上下に刺激をした。
そして男の上からおりて、ゆっくりと自分のショートパンツを下ろした。
目の前の男の喉が上下に動いたと同時に、ビクンと大きく震え、ゴムの中に精液を吐き出した。
先端にドプドプと溜まるのを見て、笑みが零れる。
自分にここまで興奮してくれているのだと思うと、少し嬉しい気持ちと、早く抱いて欲しいと思う気持ちが高まってくる。
「なに出しちゃってるのよ…。それ、変えないといけないじゃない。」
「す、すみません…ッ!本意じゃなくてその…えっと…ッ!」
戸惑う男に大きくため息を吐いて、ズルズルとゴムを引き抜く。
その感触でさえも快感を感じているのか、更にトプッと軽く噴き出す精液が、ゴムの中に溜まっていく。
ゆっくりと陰茎からゴムを抜いていくと、糸が引く。
先端に溜まった精液がゴムの中で揺れるのを見て、軽くキスを送ると、男が目を見開き、顔を真っ赤に染めて喉を鳴らした。
キュッと入口を縛って、ゴミ箱に放り投げた。
そしてもう一枚、ベッドサイドから取り出して封を切る。
「一体何個駄目にする気?少しぐらい我慢しなよ。」
トプトプと名残が先端から溢れて、陰茎の根元までドロリと白濁で汚していく。
前髪を耳に掛けて、陰茎に顔を近付けて、軽く息を吹き掛けた。
たったそれだけの行為でさえ、腰を簡単にふるわせて、陰茎からトプッと、僅かに精液を出している。
あ、と口を開いて、溢れ出す精液を啜るように、先端を軽く吸い上げた。
「う、ぅッ…!?」
「我慢して。自分だけが楽しむなんてズルいわよ。」
ぢゅるッと軽く吸い上げて、コクッと口に含んだ精液を喉に飲み込んですぐに、用意をしていたゴムを先端に被せる。
キュッと軽く根元を握りながら、クルクルとゴムを被せている陰茎が大きく震え、男が何かを堪えるように背中を逸らす。
そして、すっぽりとゴムを被せた陰茎から手を離し、男の上に跨った。
すっかり立ち上がった陰茎の真上に跨り、ショーツを少しずらして、ゆっくりと自分の指を一本挿入していく。
突然の異物の感覚に、腟内が嬉しそうに喜んでいるようで、ガクガクと腰が震える。
押し広げるように中をグチュグチュと動かし、徐々に腟内が愛液で満たされ、ドロッとした愛液が、陰茎の上へと垂れていくのが見えた。
「ん、んぅ…ッ…ふ、ぅぅッ…」
「わ、ぁ…ッあ、あまん、だ…さん…ッ」
「ッ、う、るさ…いわよ…ッ、それ、で呼ばないで…ッ」
二本、三本と指を増やしていき、抜き差しを繰り返す。
ドロドロとした止めどなく溢れ出す愛液が、陰茎を濡らしていく。そろそろかと指を引き抜いた所で、強く男に腰を掴まれ、グッと強く下に降ろされた。
ヂュププッと強い衝撃と共に、腟内に挿入された陰茎に、大きく背中がしなる。
「ひい、ぃぃッ…!?ちょ、やだ、ッあぁ…!?」
一気に奥まで突き刺さる陰茎が、激しく抜き差しされ、ひっきりなしに喘ぎ声が漏れてしまう。
ガクガクと震える腰を抑えることが出来ず、何度も強く突き上げられて、上手く息が吸えないほどだった。
肉壁を突き上げられて、腰を震わせて、何度も達してしまう。
男の首に腕を回して、強い衝撃から逃げるように腰をくねらせて逃げようとするが、腰はがっしりと掴まれている。どう足掻いても逃げることは出来なかった。
ガツガツと激しく子宮の手前まで深々と突き上げられて、お互いの太ももが愛液で濡れていく。
「可愛いですね!ホント!いやあ、これは最高です…ッ!」
「は、なしてぇッ…!や、だぁッ、ああぁん!は、げしいぃッ!」
仰け反る体を見向きもしないで、玩具のようにただ強く揺さぶられ、腟内に強い衝撃だけが走り、その度に身体に痺れる快感が走る。
無我夢中で腰を激しく動かす男は、大きく息を吸ったかと思えば、突然私の身体を持ち上げて、そのままベッドへと押し倒したのだ。
その衝撃で、深々と奥まで突き刺さった陰茎が、ゴリゴリと子宮の入口を押し潰す。
感じたことのない快感が背中を駆け抜けて、上手く息が吸えなくなる。
先程よりも激しく突き上げられる陰茎が、上壁や、子宮口を激しく突き上げていくのだ。
「ひ、いぃッ!あ、あん!や、あぁッ…!あ、あぁッ、やめてぇッ!!」
「ホントエロい体してますねえ!う、ぅふッ…!いやあ、AVの女優より断然、可愛いですね…う、ぐッ!」
汚い喘ぎ声を漏らしながら、激しく腰を振り続ける男に、なんだか屈辱的な感覚を感じた。
いつもなら自分が主導権を握るはずなのに、言うことを一切聞かない男に遠慮なしに犯される自分に、ゾクゾクとした快感が走った。
根元までしっかりと埋まる陰茎が、抜けそうになったが、また深々と子宮の入口までやってくる。
何度も前後に激しく突き上げられて、止めどなく溢れる愛液の音が、いやらしい音から、徐々に粘着質な水音に変わる。
ヌチャヌチャと激しく突き上げられ、口端から溢れる唾液を喉に流すことも忘れて、快感に浸った。
グッと強く膝裏を持たれて、深々と突き上げてくる陰茎がググッと質量が増し、速度も早まっていく。
「ひ、ひッ…いく、!いき、ます…よ!ドピュドピュ出して、あげますか、らね!」
「う、うるさッ!あ、ぁぁん!や、だぁッ!ひう、ぅぅぅんッ!!」
荒い息遣いで、腰を振り乱す速度が次第に早くなる。いやらしい水音がバヂュバヂュッと汚い物に変わっていった。
真上に上がる自分の足がピンッと伸びて、衝動に合わせて激しく痙攣するのが見える。
迫り上がる快感に、我慢がならなくて声にならない喘ぎ声をあげ、大きく体を仰け反らして達した。
キュゥッと強く陰茎を締め付けても、男の衝動は止まらず、中々達してくれない。
「あ、ぁぁぁん!!は、やくうぅ!イってぇぇッ!やだやだぁッ…!お、ぐぅ、やだぁッ!!」
「ふ、ぐぅぅ!い、き、ますッ!いくイクッ…!」
ドピュドピュと激しく噴き出す精液が、ゴム越しに感じて、先端に溜まっていくのがわかる。
息を整える暇さえなくて、涙で滲む視界と激しい喉の乾き、今までに感じたことのない快感に、アヘアヘと汚い呼吸をしてしまう。
やっと終わると胸を撫で下ろしたのも束の間。
バチュンッと達したはずの陰茎が、また衝動を始めて、腟内から溢れ出す愛液が衝動に合わせて噴き出すのが見えて、顔に熱が集まった。
気が緩んだこともあってか、突然の衝撃に体がついてこず、汚い呼吸しか出来なかった。
「あ、ぁぁッぐ!やら、ぁぁ…ッ!?ぬい、てぇッ!も、ぉ、無理ぃぃぃ!」
「何を言ってるんですか、へへ、俺、精力強いんですからぁ…!もっと二人で楽しみましょうねえ!」
強く胸を鷲掴みにされ、先程とは別人のような男が激しく衝動を再開し、何度も何度も奥ばかりを突き上げられ、何も考えられなくなった。
意識は朦朧として噴き出す愛液か潮かも分からない状態で、突き上げられる度に噴き上がるのを見て、喘ぐことしか出来なかった。
そしていつの間にか、パシャッとみっともない私の姿を、写真で撮られていることにすら気付かないぐらいに、セックスに溺れたのだった。
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