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マッチングアプリ

The Revenge 美人局マッチング

「あの人浮気されたんだって。」

そんな些細な噂が後輩の間で話題になっているのを聞いたのは、つい一週間程前のこと。

給湯室にコーヒーを入れに行っただけなのに…偶然聞いてしまった。

今まで自分のことを慕ってくれていた後輩達は、馬鹿にしたように私を話題に、話に花を咲かせていたのだ。

そこにいた後輩達はどの子も若くて綺麗で、恋人もいるような輝いた人生を送っている。

しかし私ときたら、結婚二年目だった夫に浮気をされ離婚。

彼は若い会社の後輩に手を出して、あっという間に私の元から離れていった。

結婚した時、あんなに祝福してくれた職場の仲間は、私が離婚をしたと知ると、すぐに馬鹿にしたように根も葉もない噂を流して楽しんでいたのだ。

「早く…恋人見つけなきゃ…」

何度も念入りに鏡でメイクや髪型を気にしながら、時折スカートの皺やホコリなどを気にして辺りを見渡した。

焦る気持ちのまま、私は初めてのマッチングアプリに手を出したのだ。

もし運が良ければ、きっと良い人に出会えるかもしれない、という願望のままに始め、有難いことに、一人だけ私にアプローチをしてくれた人がいたのだ。結婚歴を見て、バツイチであることを分かっていて…。

緊張しながら、何度も辺りをキョロキョロ見渡して、それらしき姿を探した。

すると、背後から気弱そうな声が聞こえてきた。

「えっと…あなたがマナさん、ですか…?」

そう言って声を掛けて来たのは、辺りの目を引くような、190センチありそうな男性。

しかし、そんな目立つ長身の割に、気弱そうなもっさりと目を隠した長い前髪。

どうやら写真通りの人のようだ。

マッチングアプリを利用したのが初めてだと、メールでのやり取りで言っていた。

そのこともあって、あまり彼に緊張感を与えたくなく、ぎこちない笑みを見せながら、軽く握手を求めた。

やはり緊張しているのか、恐る恐る私の手を両手で握り、握手をしてくれた。

なんとも言えないぎこちない仕草が可愛らしくて、自然と笑みが零れた。

「そんなにオドオドしなくてもいいわ。私もマッチングアプリ初めてなの。」

「そ、そうなんですか…?あまりにも綺麗な人だったんで、恋愛していそうな人だと思って、その…緊張してしまって…すみません。」

照れるように顔を真っ赤に染めて、ぎこちない笑みを見せた彼の言葉に、嬉しさが込み上がった。

今まで誰からもそんなことを言われたことはなかったからだ。

彼は、一度も恋愛をしたことがなかったようで、マッチングアプリも初めて利用したらしい。

そして彼の目に止まったのが私だったと、素直に教えてくれたのだ。

そんな他愛もない話をしながら歩いていると、ふと彼の顔色が良くないことに気付いた。

「どうかしたの?どこか具合悪い?」

「い、いいえ…その、人酔いしやすくて…」

「あら、それなら早く言ってよ~…。顔色がそんなに悪くなるまで…どうして言わなかったの?」

長身の彼を支えることは出来ないが、背中を擦りながら、今にも吐きそうな顔をする彼の様子を伺いながら、辺りを見渡した。

漫画喫茶もなければ、入りやすそうな休憩スペースもない。

仕方なくすぐ、傍にあったラブホテルへと駆け込んだ。

一室を借りて、彼の体調が良くなることを願いながらベッドに寝かせた。

人混みから離れたこともあってか、彼の顔色も少しづつ落ち着き始めた。

「す、すみません…折角のデートを台無しにしてしまって…」

「何を言い出すの。デートなんて気にしなくていいの。きっと…また次もあると思うから…」

「…他の人と、ですか?」

彼の表情が、先程よりもどこか怒っているように見えた。

何かまずいことを言ってしまっただろうか。

そう気にするよりも先に、彼に強く腕を掴まれ、彼の寝ていたベッドへと押し倒された。

どういうことか訳が分からないまま、頭の中は混乱していた。

顔の横に置かれた彼の手に阻まれ、逃げることも出来ず、顔を逸らした。

覆い被さってくる彼に、恐怖心すら芽生えた。

そんな気持ちを隠すように起き上がろうとするも、トンッと軽く肩を押され、ベッドへと舞い戻る。

「か、からかわないでよ。私オバサンなのよ?そんなあなたのような若い人が何を考えて…」

「俺はあなたに一目惚れしたからアプローチしたんです。恋愛経験もない俺が初めてあなたを好きになってしまったんです。」

邪魔臭そうに前髪をかき上げて、真剣な眼差しで私を見つめる彼に、不覚にも胸が跳ねた。

先程まで気付かなかったが、体格もそこそこにあり、がっしりとしていた。

私の頬を撫でて、彼はしっかりと私を見つめてきた。

彼の熱烈な言葉に顔に熱が集中した。

彼の視線に耐えられずに顔を逸らしても、ゆっくりと指を滑らせた指が、首筋、鎖骨となぞっていく。

「あなたが欲しいんです。俺じゃ、元旦那の代わりにはなりませんか。」

そう言われてしまうと、何も言い返すことが出来ない。

自分をまだ女として見てくれる彼に、どうしようもない愛情が湧き上がった。

ゆっくりと彼に腕を回して、引き寄せた。

「…あの人の代わりじゃ嫌よ。誰かの代わりとかじゃなくて…あなたが私を求めて欲しい…」

そんなことを言われると思ってなかったのか、顔を真っ赤に染めた彼は、すぐに私の唇に不慣れなキスをしてきた。

ガチッとお互いの歯が軽くぶつかりながらも、彼なりにキスをしてくれた。

軽いキスではあったが、その慣れない感じが、どうしようもない可愛さを感じた。

年下故の可愛さでもあるかもしれないが、私と一回り以上も違う彼が、こんなにも必死に自分を求めてくれているのが嬉しくて堪らなかった。

私が彼を導くように、何度も軽いキスを繰り返し、ぴったりと閉じている彼の唇にトントンと舌先でつつく。

それに気付いたのか、彼の身体がビクリと大きく揺れて、何かに気付くように薄らと唇が開いた。

あまりにも初心な反応が愛らしくて、率先して彼の唇にしゃぶり付き、喉の奥へと引っ込んだ舌を絡めとって、吸い上げる。

性行為をする前の愛撫の一環として行うものだというのに。

そんな些細な行為でさえ、彼の反応全てが可愛らしいものだった。

「は…んぅ、う…ッ…キス…はじ、めて…?」

「んぐ…ッ、えーぶい…で見た…だけで…ッ」

「そ、うなんだ…なら…今日は、しっかり覚えていかないとね…」

彼の唇に何度も軽くキスを繰り返し、時折ジュルッと舌を吸い上げると、彼の腰が震え出した。

その時ふと視線を股間に移すと、そこには既に膨張し始めた陰茎が、窮屈そうにズボンを押し上げているのが見えた。

キスをしながらそろりと膝で股間を軽く押し上げると、彼の口から何とも言えない唸り声が聞こえた。

たったそれだけの刺激なのに、彼のズボンには染みが出来ていて、達してしまったのだと知る。

それでも膝でつつくのを止めずに、染みの出来たズボンを押し上げると、ガクガクと腰が震え出し、彼の呼吸も荒くなっていく。

可愛くてたまらない。

そんな感情が渦巻いて、何度も執拗に彼の股間を刺激すると、鋭い視線を真上から感じた。

「は、ぁ…ッそ、こまで…するなら…俺も、容赦、しませんからね。」

ふうふうと呼吸を荒くして、彼は私のスカートを捲り上げてすぐに、ショーツを剥ぎ取った。

簡単にすり抜けていったショーツを失った膣は、外気に触れてヒクッと僅かに収縮する。

先程までのなよなよとした態度が嘘のように、舌なめずりをして、私を見つめる彼の鋭い目に思わず喉が鳴った。

酷く男らしいその目に、ジワッと膣から愛液が滲み出した。

弄ばれたのが気に食わなかったようで、荒い呼吸のまま、片手で私の両手を一纏めにし、グッと強くベッドに押さえ付けてきた。

今まで感じたことのない力強さに、思わず熱い吐息が漏れた。

元夫に抱かれていた時は、あんなにもつまらなさそうに抱かれていたのに。

今は自分を求めてこんなにも興奮してくれている人がいる。

それだけでたまらなくなって、彼を挑発するように舌なめずりをして見せた。

「…きて、中に、あなたをちょうだい…」

「ッ…俺だって男なんですから…ッ、初めてでも…知識だけは持ってるんですからね…!」

自信満々に胸を張るように、鼻を鳴らす彼の強がりが可愛らしくて、思わず笑みが零れた。

彼の初めてを貰えることと、自分に初めて恋をしてくれたこと。

彼の初めてを全部貰える喜びに、背筋に興奮が駆け抜けていく。

こんなに興奮したのはいつぶりだろうか。

そう頭の片隅で思いながら、長い彼の指が少し乱暴に愛液を垂れ流す膣を撫でて、グ二ッと肉ひだを割り開きながら挿ってきた。

久しぶりの膣内の圧迫感に、例え指であろうと身体は歓喜している。

ニュググッと、浅い所から深い所までを行き来する指に、快感を感じる身体はビクビクと震え出す。

トロトロと溢れ出す愛液は彼の指を伝って、シーツを濡らしていった…。

臀部に伝わるヌルリとした滑り気。

自分がどれほど興奮しているのかが分かってしまい、妙な恥ずかしさを感じる。

「ひ、ッう…ぅぅッ…そ、こ、ばっかり…じゃなくて…ッ、奥が…す、きなの…ぉ…ッ」

「はは…そうなんですね。なら、もっと奥で気持ち良くなって下さいね。」

私の言葉に彼は嬉しそうに笑みを零して、ズルリと指を勢いよく引き抜いた。

カリカリと肉壁を引っ掻きながら、引き抜かれ、感じたことのない快感が身体を駆け抜けて、ガクガクと腰を震わせて達してしまった。

大きく背を仰け反らし、ガクガクと腰を震わせて息を整えようとした瞬間。

ゴリリッと強い刺激が膣内を駆け抜けて、視界がチカチカと点滅して、二度目の絶頂を迎えたのだ。

「ひ、ぐッうぅぅぅ!?ふと、ぃッ、のぉ…ッ!だめ、えぇッあぁ!!」

ぎっちりと膣内に埋まる太すぎる陰茎に、みっともなく涙が溢れてしまう。

狭い膣内にしっかりと埋まった陰茎に、嫌々と首を横に振って抵抗する。

またこんな動きをされたら、きっと耐えられない。

身を捩って抵抗したくても、しっかりと抑えられた腕ではどうすることも出来ず、がっしりと片手で腰を掴まれ、ズルルッと深々と挿入されていた陰茎が膣の入口まで一気に引き抜かれた。

「あ、ぐぅぅッ!!く、るしぃ、いッ!あ、ぁぁんッ!やだ、やぁぁッ!?」

「気持ち、良いですか…?ああ、こんなに可愛い顔して…ッ…たまらない…たまらないですよ…」

今度は深々と子宮口まで突き上げられて、舌を突き出して喘いだ。

汚い喘ぎを自分が出しているとも気付かずに、ガツガツと腰を振り乱す彼を見つめながら、何度も止めてと懇願した。

しかし彼がそんなことで止まる訳もなく、小さく息を吐いてすぐ、腰を振る速度をあげたかと思えば、中で質量の増す陰茎。

ぴったりと陰茎を離すまいと、密着する膣内がビクビクと痙攣し続けて、何度も立て続けに絶頂を迎えてしまった。

パチュパチュと忙しなく聞こえて来る粘着質な音と、下腹部から聞こえてくるポコポコとした陰茎が子宮口を押し上げる音が聞こえてくる。

「ひ、ひぃッ、あ、ぁぁッ、やらぁッ…!も、イキ、たくな、ぁぁッ!いきた、くな…ッひ、ぐぅぅッ!」

「あーあ…涙でグチャグチャですね…でも、俺も、そろそろ…限界…かも…ッ!」

大きく喉を上下させて、私を見下ろす彼が軽いキスをして、いっそ激しく突き上げてきたのだ。

可愛い喘ぎ声なんか出なくて、自分から聞こえてくるのは快感に耐えきれなくなった悲鳴じみた汚い喘ぎ声だけ。

深々と突き上げられる膣内が、終始耐えきれずに痙攣して、きゅうっと強く締め付けた瞬間。

ビクンと子宮口と上壁を抉りながら痙攣し、ビュルルッと止めどない精液を大量に吐き出した。

火傷しそうな程の熱さを腹部から感じ、思わず目を細めてうっとりとしてしまう。

気持ち良くて、今まで感じたことのない快感が、癖になりそうだった。

ユルユルと腰を揺らめかせながら、ふと交わった視線に、彼が口端を上げて笑みを浮かべた。

「もっと俺に手とり足とり教えてくれますか?」

目を細めて愛おしげに見つめてくる彼に、ジワッと下腹部がまた熱を持つ。

とろりと溶けてしまいそうな程、快感に犯された頭の中で答えは一つ。

ヘラっとだらしない笑みを零し、ゆったりと腰を揺らめかせて、小さく頷いたのだった。

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Akari

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